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*井森 [#y6e286be]

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**自己紹介 [#e2d26392]

-名前 井森 隼人(いもり はやと)
-別名 とーらす
-出身 名古屋の植民地県
--(これまで)高校時代から数学の進捗をじわじわと始めたが、理学部に入って自分がそれまで考えていたものは数学ではなかったと痛感。数学は決して単に概念を抽象化、一般化してゆく単純な過程ではなく、人間が触れる対象を何重にも繰り返し味わい、深めてゆくような物語性が顕著だと思うようになった。特にGrothendieckの周辺にはそんなオーラある気がする(気がするだけ、何も知らない)。1回生の時は主に可換環論、圏論、微分幾何、位相幾何を軸に入門の足掛かりを築くという感じでやっていたが、実際怠惰に陥るあまり進捗は微々たるものだったので深く反省。衝動買いしたイヴァセンの層コホモロジーの行間は圧倒的に辛すぎて、砂利を噛みしめるような感覚。とはいえこれをきっかけに前提知識として導来圏をやろうというモチベに至った。あとは、リーマン面に加えて複素多様体を少しかじるなどした。
--今後は微分幾何、位相幾何、代数幾何、圏論あたりを軸に進捗を生むつもり。特にスキーム論をやらないと何も始まらないので。圏論だと導来圏、三角圏のほか最近トポスの威力を知ったのでSGL再履修などが求められる。三角圏はゲルマニ(良い本!)を読み進める感じで行こうかな。幾何化予想の証明を追うゼミなど計画してしまったが、どうなることやら。死んでみることで自分の小ささを実感し、対する世界の大きさに浸るのも良いかも。
--数学の話題ばかり書いてしまいましたが、数学以外の話にもちゃんと乗ります。
--ただし、以前に比べて哲学へのモチベは大幅に減衰している。
--ところで、こんな量の進捗果たして生めるんですかね。人生は有限なのでつらい。大丈夫、遅くとも3回以降からかなり暇になるはず(そうなるといいなぁ)
--1回生でも3回配当の演義で発表させてくれる京大理学部は素晴らしいのだけど、クラス指定科目という制度だけは最悪だと思っている。それから2重登録できる裏技ゆる募。
--ところで何故自分が数学をやっているのかよくわからない。いつの間にか空気のような存在になってゆくのでは。(ただし呼吸がめっちゃ苦しい空気)
--1回生の頃はとにかく「圏論やりたい! 代数幾何やりたい!」という感情に陥りがちであり、自分もその一人だったわけですが、今年に入って自分のやりたい数学が少し具体的に見えてきました。前期にRicci flowゼミを始める中で、具体的なRiemann多様体にとらわれないより一般の微分幾何の必要性も感じ、とりわけゲージ理論など本来興味を寄せていた数理物理との関連深い領域に取り組み始めたところです。代数幾何的な視点からは戸田幸伸さんの「連接層の導来圏に関わる諸問題」が方向性を明示してくれており、将来的にこのような分野を理解することも目標になっています。暫くの間、やりたいことが分からない時期が続いていましたが、本来数学に興味をもった原点に戻ってきた気もしますね。今まで何となくかじってみた概念、気になった概念が繋がっていることを実感し始め、ひたすら感動を覚えます。「価値ある無駄」を含んだ無駄のない進捗を生やしたい。
--最近人々との興味がかなり分化してきて、一つの本で輪読ゼミをやる形態は難しくなって来ました。進捗報告会などを推奨したい。
--1回生でも3回配当の演義で発表させてくれる理学部は素晴らしいのだけど、クラス指定科目という制度だけは最悪だと思っている。それから2重登録できる裏技ゆる募。
--履修も自主ゼミも本質ではない…
-twitter: [[@mjhf221:https://twitter.com/mjhf221]]
**継続的に読んでいく本 [#e856a673]
--The geometry of four manifold
--Ricci flow and Poincare conjecture
--D加群と代数群(英訳の方)
--それ以外は諸々の参考文献
**これまでの自主ゼミ [#pe85eb35]
--雪江談話会:アティマクの準備として
--多様体入門(松島):論証のまずさと誤植の多さで有名だが、ラノベの内容が少なすぎるのでそれなりに価値がある本だと思う。特に微分幾何の履修で救われたので、いろいろdisったのは取り消しということで許してください松島先生。
--圏論(Awodey):やたらposetの例が多い。圏論の一番簡単な入門書(注:C4Sとかいうpdfの存在は忘れよう)
--可換代数(Ati-Mac):こういう本をじっくり消化すると頭に残りやすいと思う。Atiyaが執筆した章とMacDonaldが執筆した章で行間の広さが異なる説あり。卵かけご飯の染みてるところと染みてないところみたいな。現在、演習問題を消化する過程。
--Riemann面(Forster):様々な数学のテーマに触れることになる。
**時間割 [#s12e43b3]
[[2015/前期時間割/井森]]
||~月|~火|~水|~木|~金|
|~1|微積/集合と位相|心理学lA||論理学l|英語R|
|~2|物理A|線代|物化(量子論)|熱力学|微積線代演習|
|~3|英語W||中国語|経済学lllA|中国語|
|~4||アルゴリズム| | |集中講義(6/26より) |
|~5|現代数学の基礎|確率論の基礎概念| |対称性の数理|現代の数学と数理解析|
|~6|s2s|||雪江代数|雪江代数|
ただの潜りも含みます。空き時間はゼミの予習に当てる。
#include(2015/後期時間割/井森,notitle)


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