** 2009年(第51回NF)の展示内容 [#oda09c1b] :企画名|「ネ申も賽を振る」 :内容|「数学実験」 - ビュフォンの針問題の検証 -- 床に等間隔に引かれたたくさんの平行線に向かってその間隔と同じ長さの針(のように充分細いもの)を無作為に投げたとき、針がその平行線と交わる確率はいかほどかというもの。 - サイコロの出る目の確からしさの検証 -- 通常、確率の問題を解く際に出てくるサイコロは公平であることが暗黙のうちに仮定されているが実際のところどうなのか…という実験。出た目に応じて参加者のみなさんにおみくじを引いてもらいました。 &size(8){麻雀とかカタンといったテーブルゲームでイカサマできるのかなというのが実験の動機だったような…。}; - 最速降下曲線問題 -- 曲線に沿ってボールを初速ゼロで転がすとき、どのような曲線が最も速くボールが進むかという実験。ネタばらしすると答えはサイクロイド。ちなみにサイクロイドとは、直径一定の円を定直線に沿って滑らないように転がした時の円周上の一点が描く軌跡のこと。%%細工ロイドって変換されたw%% このときはサイクロイドと直線のふたつのコースを実際に木材を削って作り、その上をビー玉を転がすことによって比較しました。 - 二項分布パチンコ -- 二分の一の確率で左右にルート分岐するパチンコを作り、上からビー玉を大量に投下したときの分岐の割合が二項分布に従うかどうかという実験。パスカルの三角形をイメージしたらわかりやすいかな。これはいろいろと不備があって思い通りにならなかったのでNF終了後に解体したような。 - 企画冊子 -- 上記の内容に関連した記事等をまとめた冊子を販売していた。例えば、[[二項分布で見る数値シミュレーション>http://s2s.undefin.net/circleinfo/doc/nf2009/binomial_distribution]]などの記事があった。 - ダーツ -- おまけ。