理系自主ゼミサークルでは、一昨年の NF での企画「ネ申も賽を振る」に引き続き、数学に関する統計実験や物理に関する展示を行います。
「ビュフォンの針」とは、床に等間隔に引かれたたくさんの平行線に向かってその間隔と同じ長さの針を無作為に投げたとき、針がその平行線と交わる確率はどれくらいかという問題です。
前回から引き続き、実際に針を投げてもらって線と交わる割合の統計を取っていきます。
確率の問題を解く際に出てくるサイコロは、公平であることが暗黙のうちに仮定されていますが、実際のところどうなのか… という実験。
こちらも、前回から引き続き実際にサイコロを投げて出る目の統計を取ります。今年のサイコロの出目の偏りはどうなる!?
2点を結ぶ曲線に球を転がす時、どのような形の曲線がもっとも早く球を端点まで届けるでしょうか?というのが最速降下曲線問題です。実際にビー玉を転がしてみよう!
前回の展示ではサイクロイドと直線の 2 曲線での比較でしたが、今回は円弧が仲間入りしました。さて、いちばん速いコースはどれだ!?
コインを繰り返し投げ、表が出続けるうちは賞金が倍々になっていくというゲーム。単純に期待値を計算すると無限大になってしまいます。ということは、このゲームに参加すればすぐに億万長者!?ところが実際にやってみるとそんなに「お得」なゲームには思えない、どうして!?というのがこの「サンクトペテルブルクのパラドックス」です。
このゲームを、実際にコインを投げて体感してみましょう!……但し、賞金の代わりに飴が景品です。
関連するトピックの数学的な解説記事などを掲載した小冊子も販売します。興味があれば是非買っていってください。
また、サンクトペテルブルクのパラドックスの解説記事は、特別に KRESTA (京都大学経済理論攻究会) の方々に書いていただきました。大変すばらしい記事を作ってくださった KRESTA の方々に感謝です!!